
神戸和雄研究会
KAZUO KAMBE
教授の研究領域と研究会での活動



研究の対象は大きく二つに分類することができます。
①最新の情報技術を企業経営にどのように活用するのか。
②最新の情報技術では扱えないような「高度な人間の意思決定」を情報との関連でどのように考えるのか。
ゼミでは、教授の専門に特化することなく、まず経営事象一般を理解することを第一に考えています。
企業経営そのものに対する理解を深め、着実な分析を行う為に、まず経営学の基礎的な知識の確認を行うことが必要になってきます。
3年の前半は経営学の基礎的な知識及び周辺知識としての時事問題等に関して、特定のテーマのもと、演習。
合わせて、企業経営の評価を行う為に、財務データによる分析を3名程度の少人数グループにより行います。
基本的なテーマに関する演習は主に授業時間内に、財務データに基づく企業分析は各グループが個々に進めていくことになります。
3,4 年の活動を通じて、コンピューターを実践的に使いこなせるよう、サブゼミの時間で指導を行います。
教授紹介



神戸和雄

●経歴1986 年3 月 慶應義塾大学商学部卒業
1988 年3 月 慶應義塾大学商学研究科修了課程修了
1991 年4 月 慶應義塾大学商学部助手
1992 年3 月 慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士 課程単位取得退学 1997 年4 月 慶應義塾大学商学部准教授
1997 年9 月 UCLA経営大学院、客員研究員 ~1999 年9 月
●担当科目:経営情報論,専攻演習S(経営学)
●専門領域:経営情報論
●研究紹介:経営における意思決定のシステム化について研究を行う。
企業内部の意思決定に関する従前の研究に加え,認知科学・知識工学など他分野での成果を結合することにより,意思決定がどの程度,プログラム化可能であるのか,またシステム化に纏わる問題点をさぐる。
●主要著作・論文 〔論文〕
1.「オープンソースソフトウェアと企業の関わり」『三田商学研究』58巻2号,2015年
2.「オープンソースソフトウェアの利用と企業情報システム開発」『三田商学研究』56巻6号,2014年
3.「情報システム構築のための協働体制」『経営学イノベーション3/経営組織論(第2版)』中央経済社,2013年
4.「情報システムの高度化と問題点」『三田商学研究』50巻3号,2007年
5.「情報システム論再考 ─システム構築の現実的視点から ─」『三田商学研 究』48巻1号,2005年
6.「ネットワーク技術と情報リテラシー」『三田商学研究』43巻特別号,2000年
7.「企業内の情報共有と情報技術」『三田商学研究』38巻5号,1995年
8.「戦略的意思決定と情報活用」『三田商学研究』37巻2号,1994年
9. 「経営情報の構造と分類」『三田商学研究』35巻1号,1992年
10.「意思決定支援システムの現状と発展可能性」『三田商学研究』34巻5号,1991 年
●所属学会,団体:日本経営学会
●海外歴: 1997年─1999年 カルフォルニア大学ロスアンゼルス校経営大学院客員研究員
(アメリカ)[Visiting Scholar, Anderson School of Management UCLA, USA]